高校生の皆さんへ、建設企業(派遣企業)で活躍する本学卒業生からのメッセージをご紹介します。

派遣実績がある建築企業はこちら

那須建設(株)建築部 伊藤 菜美子
    (平成22年卒/山形県立長井工業高等学校出身)

私は現在、那須建設株式会社建築部に所属しています。2級建築施工管理技士の資格を取得し、3D CAD(J-BIM)での積算及び見積の作成、書類作成補助の仕事をしています。内業が主ですが、建物が形になるために必要な仕事ですので、やりがいを感じています。また今後の仕事に活かせるよう、一級建築施工管理技士の取得と、新たに導入されたRevit(3D CAD)の習得のために勉強しています。

短大校では、建築の様々な知識や技術を学びました。そして、先生方から、仕事をする上で大切なことも学びました。「自分のコンセプトを見失わないこと」「悩むことがあったとしてもまず行動してみること」。この2つは、今も特に大切にしています。

建設業は大変なことも多い業界です。その分、やりがいのある仕事でもあります。自分が携わった建物や公共インフラが完成した時の達成感、それらが地図に載ることの喜び。様々な人と関わることで広がる価値観や知識など、多くのことを得ることができます。

那須建設株式会社

当社のコンセプトは「会社というより大家族」。
それも、持ち前の結束力と機動力でダムも橋も学校もビシッと造り上げるウルトラスーパーな大家族です。

本社/長井市屋城町7-1


大泉建設(株)建築部 笹川 貴裕
    (令和2年卒/新潟県立新潟工業高等学校出身)

現在私は、上司にサポートしてもらいつつ住宅の施工管理を行っています。具体的には、現場の安全管理やお客様や協力企業とのやり取りや打ち合わせなどを行います。資格は今年の2級建築施工管理技士、二次試験合格に向けて取り組んでいます。

山形工科短期大学校では、1年次は建築に関する基本的な実習や座学が行われ、2年次では、卒業制作に向けて、それぞれ個別にテーマを決めて取り組みました。1年次に培ってきた知識や経験を糧に、皆と協力し一つのことに取り組めたのも良い経験となりました。そして、2年間の山での寮生活を通じて心身共に成長し自立心を鍛え上げることが出来ました。

建設業に関心のある高校生へ、建設業は工事規模大中小に係わらず、自分が携わった工事が形として残り、それを日常で見ることができる仕事です。そして大変なこともありますが、工事を終えた際には、それに見合った達成感があります。

高校生は三年間だけですので、今しかできないことが沢山あると思います。自分の可能性を信じて、何事も前向きに考え、何事にも積極的に取り組みましょう。

大泉建設株式会社

当社は創業63年を迎える総合建設会社で、建築・土木工事、建築設計業務、不動産業を営んでいます。お客様に喜んで頂けるよう、向上心を持ちながら業務に取り組んでいます。

本社/長井市本町1-2-1


飯鉢工業(株)工務部 保守管理課 竹田 博之
    (平成18年卒/山形県立米沢工業高等学校出身)

建物に水を送る・流す、空調といったライフラインを支える仕事をしています。一般的にいう『設備屋さん』という仕事をしています。
打合せなどをして図面に基づき施工していきますが、山あり谷ありでようやく完成した建物というのは達成感があり、ずっと自分のこころに残ります。
実家を離れ、初めは何事も慣れない寮での生活でしたが、友達と笑い支え合いながら、共に大人としての自立ができました。また人間的にも成長できた二年間だったと思います。
建設業はまさに『手に職がつく』職種です。物作りが好きな方にはおすすめです。
また現在、建設業は急速に働き方改革が進んでいて、働きやすい・生活しやすい環境になってきている為どんどん入ってきてほしいですね。

飯鉢工業(株)工務部 保守管理課 小林 希
    (令和3年卒/新潟県立中条高等学校出身)

図面の直しや工事写真の整理など事務仕事をしています。工事写真や資料などをまとめる時には、自分だけでなくお客様が見てもわかりやすく伝わるよう心掛けて作成しています。
現場の人が図面を見たときわかりやすくスムーズに仕事できるように図面を直せたときはやりがいを感じます。
短大校で初めて建築を学びました。設計図の書き方、工具の使い方、工事の流れなど基本から学べるので良い経験になりました。
自分のやりたいこと、夢を叶えられるように頑張ってください。自分の好きなことやりたい仕事に就けるって最高に楽しいぞ。

飯鉢工業株式会社

私達の生活を衛生的で快適にしている、水と空気に関するエンジニアリングカンパニーです。働く仲間とお客様の幸せのために、今日も感謝の気持ちを大切にチークワークで邁進しています。

本社/長井市九野本1052


(株)髙橋木工所 家具製作部 泉田 阿澄
     (令和3年卒/新潟県立新潟工業高等学校出身)

公共施設から一般住宅まで、さまざまな建物の家具を製作しています。物作りが好きで昔から何か建築に関わる仕事がしたいと思っていました。
中でも、特に家具を作ることに憧れを持っていました。実際に働いてみて、作る家具の規模に驚きました。先輩方が、とても大きいものや精巧なものを作りあげている姿を見ていると、自身もあのように出来るようになりたいと意欲がわいていきます。
お客様からの評価や、実際に使われているところを見るととても励みになり、やりがいを感じます。
また、自分が作った家具をぴったりおさめることができると、とてもうれしい気持ちになります。

株式会社髙橋木工所

弊社は、幅広い年齢層の職人が、一丸となって「もの造り」をしております。あらゆるニーズに対応すべく技術を磨き、信頼される会社をめざしております。

本社/南陽市宮内346-15


(株)シェルター 工務部 大工職 品田 一樹
     (令和4年卒/新潟県立新潟工業高等学校出身)

短大では、①墨付、加工の精度を良くする事、②日頃のコミュニケーション、について学びました。人の目は100%正しく見えるわけではありません。最初は1ミリだったズレが、最終的に数センチのズレになる事があります。正確さがとても重要なこの職種において、材料を高い精度で墨付け·加工することはとても大切だと学びました。次に、「建設業」と一言でいっても大工、現場監督等の色々な職種があり、それぞれの考えがあります。仕事を進める上で、話を聞くこと·伝えることはとても重要です。県外から来た私にとって、山形県特有の言葉が壁となっていましたが、その経験があったからこそコミュニケーションが一層大切だと感じています。

建設業は危険を伴う作業も多いため、様々な資格が必要となります。体力的·精神的にきついこともありますが、基本的なルール守りながら経験を積むことで、出来る仕事が増え、自分自身のスキルアップややりがいを感じる仕事だと思います。

(株)シェルター 工務部 大工職 菅原 楽斗
     (令和4年卒/山形県立遊佐高等学校出身)

高校生時代、私は元々総合学科で学び、建築について何も知らずに山形工科短期大学校へ入学しました。周りには工業系学科出身の学生もいて、授業を受ける度に差が開いていくのだろうと、入学当初はとても不安でした。しかしそんな不安も直ぐに消えました。講師の先生方が色んな学生がいるこの学校の特徴を踏まえ、初めて「建築」という分野に挑戦する私のような学生にも0から丁寧に教えてくださいました。優秀な成績は収められなかったものの、無事卒業できたのは先生方のお陰です。現在は工事現場と工場で働いており、学校で学んだ墨付けや木の見方、扱いなどの他、入社してから取得した資格等のスキルを活かして仕事に励んでいます。まだ分からないことが多いですが、一人前の大工になれるよう日々学んでいます。

株式会社シェルター

私たちの使命は、最先端の木構造技術によって、カーボンニュートラルな温かみのある「木造都市」をつくることです。

本社/山形市松栄1-5-13


(株)クリエイト礼文 工務部 鈴木 啓吾
     (令和4年卒/福島県立二本松工業高等学校出身)

私は2022年に第24期生として山形工科短期大学校を卒業致しました。

山形工科短期大学校では、工具の正しい使い方や木材加工の仕方、建物の構造、建築の歴史、設計の仕方など建築の仕事に携わる上で、必要な知識を一から学びました。また、実際に木を加工して10畳もないくらいの建物(小屋)を制作するといった実習などを行います。そこでは、普段経験できないような実習になるので建物の構造や組立の仕方をより詳しく学ぶことができました。

現在は(株)クリエイト礼文の工務部に所属しており、現場監督を行っております。着工から引き渡しまで現場監督として管理する業務に携わっております。実際には現場監督として安全・品質・工程・原価といった4つの項目を大事にして管理しております。現場監督の業務に携わって思ったことは現場の事を一番に理解しておくのと建築の知識を必要とされる業務だと感じました。現在はまだ、現場監督としての知識が足りない部分が多いので、現場管理をしていく中で知識を身に付けていきたいと思います。また、一人でも現場監督を任されるようにこれから頑張っていきたいと思います。

株式会社クリエイト礼文

山形県内において13年連続着工棟数No.1。これからも山形県内、宮城県内の家づくり世代の皆様のQOL(一生涯の幸せ)を高め、縁ある人々を幸せにすることを企業理念としております。

本社/山形市南原町2-7-39


(株)遠藤設備 工事係 遠藤 駿介
     (令和5年卒/山形県立長井工業高等学校出身)

卒業をしてからは、在学中もお世話になった㈱遠藤設備に就職し、仕事を頑張っています。私の所属している会社は設備会社のため大工作業はないのですが、山形工科短大で学んだ建築の知識や道具の使い方などがとても役に立ち、現場での作業にスムーズに順応できています。今までの学校とは違い、毎日が初めての連続で同じことの繰り返しがありません。そのため苦労することや失敗することがありますが、そのたびに新しい知識を蓄えることができ、大きな成長につながっています。また遠藤設備では繰り返し同じ作業をすることがほとんどないため、毎日の仕事に飽きがありません。力仕事が多いため疲れることはありますが、楽しく仕事ができています。今後も多くの経験を積み、より大きく成長できるよう努力していきたいと思います。

株式会社遠藤設備

当社は水道に関わる工事がメインの仕事です。職場での連携を大事にしており、若手育成にも力を入れ、資格取得の為のバックアップを充実させております。

本社/長井市寺泉5779


24期生 松田 昇汰  (山形県立新庄神室産業高等学校出身)

24期生 佐山 はるか (会津若松ザベリオ学園高等学校出身)

24期生 馬場 脩平  (山形県立荒砥高等学校出身)

24期生 品田 一樹  (新潟県立新潟工業高等学校出身)